2010年2月17日水曜日

チョザン、チャオシリョン!

常山の趙子龍!

アンディ・ラウの「三国志」を今見終わった

レッド・クリフの裏番組(?)として一部で非常に注目されていた映画なんだけど、

うん、

素晴らしいね

趙雲の生涯を描いた作品で、かなりフィクション混じってるんだけど、

泥臭い

とにかく泥臭い

正史や演義と違って、劉備軍の一兵卒から始まるのよね

公孫サン配下時代はなかったことになってる

趙雲が将になるのも長坂で単騎駆けやった後になってるし、

でも、凄くいいんだよ

ストーリーの中でごく自然にフラグを立てるから、見てる側は気付かないこともあるんだけど、

後半から終盤にかけてちゃんと回収してて、納得できる

主人公が趙雲だけあって、基本的にストーリー上重要じゃない戦は全部省略してあるし、

赤壁に至っては触れられてもいない

映画の中での戦闘は、

冒頭の曹操軍との小競り合い、長坂単騎駆け、最後に再び長坂での決戦

単騎駆け以外はフィクションなんだけど、映画としては最高の演出だったと思う

泥臭くて、血なまぐさくて、決してスーパーマンじゃない

五虎将軍としての活躍なんて全然描かれて無いし、

長坂のあとはほとんど省いて、赤壁の後の三国鼎立の時代

五虎将軍が各々各地の防衛に任じられたあとは、また省いて、

所謂「趙雲らしい」趙雲は描かれることなく、次に来たのは劉禅の時代

五虎将軍唯一の生き残りで、北伐の頃の老将趙雲

関興、張苞が率いる本隊の陽動として趙雲も北へ進むも、最終的には孤立

長坂で曹操の孫娘である曹エイとの最終決戦・・・

こう書くとバットエンドフラグがビンビンだけど

実際に映像見たら感動するよ

実は単騎駆けをやった「長坂の戦い」が最終決戦のフラグだったという、

えらく壮大な話だけども、

あれは見るべきだ

さて、

明日は300(スリー・ハンドレッド)を見よう

さぁて寝るか

0 件のコメント:

コメントを投稿